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【武蔵村山市】追加工事になる場合

追加工事になる場合はどんな時?

 

「外壁塗装に追加料金がかかった」という話を聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれません。「追加料金?」と疑問に思いますよね。

基本的に外壁塗装に追加料金は発生しません。ただ、追加工事が必要になり、新たな費用がかかることはあります。そこで「追加工事」が発生する例をご紹介します。

 

工事は見積もり書に沿って進める

外壁塗装は、塗装面積や劣化具合、補修工事の必要性などを調べる現地調査からはじまります。多くの場合、1~2時間程度かけ、ていねいに行います。その後、工程ごとに使う材料やかかる費用を細かく記した見積書をつくり、その内容を施主さまに説明。納得いただいてから契約を交わし、見積りの内容に沿って工事を進めていきます。

 

施工をはじめて見えてくる問題点がある

工事開始までには上記の手順をとるため、外壁塗装で追加料金が発生することはありません。天気が悪く工期も伸びたとしても、追加料金がかかることはありません。

ただ、現地調査時は、はしごを使うなどしてできる限りの情報を集めるものの、やはり限界があります。工事時に足場を建物の周り全体に組み、外壁や屋根のあらゆる部分を近くで見たり触ったりしてみて、新たな破損や劣化を発見することがあります。

追加工事の必要性が出てくるのは、主に次の4ケースが考えられます。

 

1 隣接する建物との間や屋根部分など、現地調査の際に死角になっていた部分に損傷や劣化があった場合

……現地調査時は契約を交わしていない段階なので、お隣の家との距離が近い場合などは、十分な調査ができないことがあります。

現地調査で死角多い場合に、予測で見積もりを出す業者もいるようです。施工しなかった場合、加算分をきちんとマイナスしてくれればよいのですが、とぼけられてしまう、清算を忘れてしまうということも……。必要に応じて追加工事の提案がある流れの方が安心と言えるかもしれません。

 

2 足場を組んで初めて見える部分に破損や劣化があった場合

……現地調査の段階では目視しかできなかったアンテナが実はグラついている状態だった、雨どいに破損があった、下からは見えなかった軒天に穴が大きく開いていた、といったこともあり得ます。

 

3 外見では判断できない部分(構造部分等)に破損や腐食があった場合

……現地調査時に修理の跡を見つけても、補修材を剥がして劣化の具合を確かめたりすることができません。工事を進めていき、さらなる補修工事の必要性がわかることがあります。下地の腐食やシロアリによる被害など見た目ではわからない問題点がみつかることもあります。

塗料が密着しているかどうかを現地調査時に壁を打診してチェックしますが、足場を組み、より細かく確認していくと、下地の調整が必要であることがわかるケースもあります。

 

4 仕様変更・追加工事のご依頼があった場合

……工事がはじまってから「やっぱり変えたい!」と言う施主様も稀にいらっしゃいます。その場合、ご要望に合わせて変更するので、追加の料金が発生します。特に塗料の性能を高いものに変える場合、高機能塗料自体が高額ですし、通常は下塗りからやり直す必要があるので、多くの追加料金がかかります。

外壁がきれいになり、塀や柵、車庫なども追加で塗装をしたくなり、工事を追加するケースも考えられます。

 

悪徳業者には注意を!

優良業者であれば、追加工事内容・料金については施工前に必ず説明し、お客様にご了承いただいた上で施工をします。了承なく工事をして、いきなり「追加料金を出してください」と言ってくるのは悪徳業者というしかありません!また、理解のできる追加工事の提案であっても、その金額が見積り金額の倍だったり、「追加料金を出さないならここ先の工事はできない」と言ってきたりするのは悪徳業者の手口です。

 

平屋の場合は現地調査時に十分なチェックがしやすいももの、2階建て以上、狭小地の場合は現地調査時に確認が取れない部分があるのは珍しいことではありません。心配な場合、見積りの段階で追加工事の可能性があるか質問をしてみましょう。真摯に説明をしてくれる業者なら安心できるはずです。そして、追加工事の必要性が出てきた場合は、業者とよく相談をした上で工事を進めてください。