家の塗替えを初めて検討される方が多いのではないでしょうか。
初めてのことで、分からないことがたくさんありますよね。
・塗り替えの目安(年数や状態)は?
・費用はどのくらいかかるのか?
・工事の過程や日数は?
・塗料の種類は?
・たくさんの業者がある中でどこへお願いしたらいいのか?
など、そう頻繁にやるものではないからこそ分からないことだらけだと思います。
大切なマイホームを守るために、全く知識のないまま見ず知らずの業者にいきなり依頼してしまう事は危険です。
施工後、仕上がり納得できず後悔しないためにも、塗装工事とはどのようなものなのか簡単な知識を身に着けてから、工事の依頼をすることをお勧めします。
少しでも塗装について知っていると工事中も楽しめるかもしれませんね。
初心者の方でも安心して工事を依頼できるよう、専門的な用語は使わずに、分かりやすくこのブログにまとめていきたいと思っております。
マイホームの一大イベントを成功させるために、お力になれたら幸いです。
住まいに外壁が必要なのは当然として、その外壁になぜわざわざ塗料を塗る必要があるのかはよくわからないとおっしゃる方も少なくありません。
なぜ外壁塗装が必要なのか、その理由はいくつかあります。
まず一番重要なのが、塗膜で雨水などから家屋を守るという目的です。
外壁塗装を施すと、外壁材の表面が塗膜で覆われて守られるようになります。
塗膜には撥水性があるため、雨や外気の水分が内部に浸入するのを防ぐことができるようになり、家屋の劣化を防ぐことができるのです。
家屋にとって大敵なのは水分ですので、湿気も含め外気の水分を建築材に浸入させないことは非常に重要です。
次に、家屋の見た目を美しくするという目的もあります。
人が快適に住まうためには美観も大切で、気持ち良く生活するためには気に入るカラーリングを施すのも大切な要素でしょう。
10年程度で塗料が劣化して色褪せてきますので、外壁塗装をし直して新築時に近い状態に戻すことやまったく違う新しい色に塗り替えることで新たな美観を得ることができます。
一般的な外壁塗装の時期は築10年が目安と言われてます。
大切なお住まいは24時間365日休むことなく、紫外線、雨風、砂埃などにより様々なダメージを受けています。見た目に大きな変化は感じられなくても、少しずつ変色をしたり、外壁の耐久性が落ちて雨水が染み込みやすくなっているかもしれません。
外壁塗装がなぜ10年を目安かと言われる大きな理由が、塗料の耐久性です。
中には耐久性が15~20年のフッ素系塗料や特殊な塗料を使用している場合は、”外壁塗装の目安は10年”という基準から外れるでしょう。
しかし新築時に多く用いられるのはアクリル系、シリコン系、ウレタン系といった一般的な塗料の耐久年数は10年前後である為、”外壁塗装の目安は10年”と一般的に言われているのです。