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【武蔵村山市】防水工事って?種類があるの?屋上やバルコニーの防水工事とそのメンテナンス

防水工事とそのメンテナンス

屋上やバルコニーほぼ平面になっているため、雨水などが溜まりやすい場所です。そのため、防水施工をして建物への浸水が起きないようにする必要があります。

今回は屋上・バルコニー防水の工事についてお話しします。

 

防水施工が建物を守る!

屋上・バルコニー防水とは、建物への浸水ダメージを防ぐために、屋上やベランダになんらかの防水層をつくることです。

野ざらしの屋上やバルコニーの防水がしっかりできていないと、雨漏りが起きたり、建物自体が傷んでいったりしてしまうため、防水層の役割はとても大きいと言えます。

防水工事の工法は大きく4つあり、建物の状況や周辺環境を考えて選びます。適切な工事ができれば一定期間は建物への浸水ダメージを防げます。

ただ、経年劣化は起きますし、鳥がついばんだり、台風時に飛来物がぶつかったりして防水層が傷んでしまうことや、防水に問題がなくとも排水設備が破損してしまったりすることもあるので、メンテナンスも大切です。

では、どういった工事があり、どんな特徴があるのか見ていきましょう。

 

1,アスファルト防水

合成繊維不織布にアスファルトを含ませてコーティングしたシート状の防水材料を貼り重ねていく工法です。長く採用されている工法で、多くの方に信頼されていると言えます。

耐用年数は他の工法に比べると長く、25~35年程度。防水工事の施工頻度を抑えることが期待できます。

デメリットは、工事時に不快な臭いと煙が発生することです。また、防水材料の上に保護モルタルを貼るため、重さ出て、建物に多少の負担がかかることもデメリットでしょう。

手間が多い事や、コストが他の工法より高めなこともあり、現在ではあまり用いられなくなった工法です。

 

2,FRP防水

FRPは「Fiber Reinforced Plastics」の略で、日本語では「繊維強化プラスチックス」のことです。FRPのシートを敷き、その上に樹脂を塗り、防水層をつくります。

耐用年数は20〜30年ほどです。

伸縮性はあまりないため、地震などの揺れには強くありませんが、軽く建物に負担をかけないというメリットがあります。

また、非常に衝撃に強いため、人が頻繁に出入りするベランダでも耐久性を発揮し、現在の一般住宅のほとんどが新築時にFRP防水を採用しています。

一方で、FRPは合成素材でリサイクルや廃棄処分が難しく、地球環境にやさしくないという点で敬遠するケースもあるようです。

 

3,シート防水

主に塩化ビニル樹脂シートを接着剤で貼り付けていきます。塩化ビニルは紫外線や熱に強い性質を持つため、日差しに強く、耐久性に優れます。

耐用年数は20〜30年です。メンテナンスコストはほとんどかかりません。

デメリットは、シートを貼っていくため、施工できるのは平らな面に限られることです。さらに、施工の難易度が高いので、業者の腕に出来上がりが左右されてしまいます。シート自体の耐久性はありますが、施工の経験がなければシートは剥がれやすくなるので、十分な防水ができません。

シート防水は、基本的に防水面の歩行をあまりおすすめできないので、人の出入りしない屋上などで使用されることが多い工法です。

 

4,ウレタン防水

液体状のウレタン樹脂を塗り重ねていきます。耐用年数は20〜30年といわれます。

軽量・どんな形の場所も施工できる・継ぎ目がないシームレスな防水層を形成できるといった特長があるため、防水メンテナンス工事の際にもっとも多く利用されています。

近年は、ウレタン樹脂には有機溶剤や有害とされている化学物質が含まれていないため、環境にやさしい工法だと再評価されています。

デメリットは他の工法に比べて経年劣化が起きやすいことでしょう。ただし、定期的にトップコートを塗り替えてメンテナンスをしていくことで耐久性を持たせることができます。

 

新築時にどの防水工法を用いるのか、建売住宅を購入する場合は選択できないことがほとんどかと思います。

どういった際にメンテナンスが必要になってくるのか、次回のブログでテッペキガイソーご紹介できたらと思います。

 

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