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【武蔵村山市】一般のお家やアパートに使用される外壁の種類と劣化の症状

外壁塗装が必要なタイミングは約10年に1度と言われます。

ただ、劣化速度は外壁の種類や工事の出来栄え、立地環境などによって異なります。

使用している外壁の特性にあったチェックポイントを知り、

まずはご自身で塗装のタイミングが近づいているかどうかを確認してみませんか?

 

 

主な外壁の種類は2つ

一般のお家やアパートに現在使用されている外壁のほとんどが「モルタル」と「サイディング」です。

それぞれの特徴と起きやすい劣化症状は次のとおりです。

 

【モルタルの特徴】

セメントと砂と水とを混ぜて作る壁材のことです。

90年代頃、多くの建物で使用されていましたが、

現場で材料を混ぜ合わせて、左官職人がコテで塗り上げる工程が複雑なことに加えて、

20日以上の施工日数が必要で、コストがかかるため、現在ではあまり使用されなくなりました。

ですが、少し前までは外壁材の主流だったこともあり、塗替えを希望する方は多くいらしゃいます。

 

 

【モルタル特有のチェックポイント】

ヒビ割れ……壁をよく見て、確認してください

経年劣化でヒビ割れができます。

例えば、防水効果が切れたモルタル材は雨の日には雨水を吸収して膨張し、

晴れると乾燥して収縮することを繰り返すためヒビが発生します。

また、地震や近くの道路を車が通ることで起きる振動や衝撃もヒビの原因になり、

これは築年数が浅くてもヒビは起き得るということです。

 

チョーキング(壁が粉を吹いた状態になる)……指で壁をさわると指に白い粉が付くため、実際に触ってみてください

紫外線や雨水などの影響で塗膜の成分である樹脂が劣化していくと、表面が粉っぽくなっていきます。

塗料の防水効果が薄れてきていると言えるため、このまま放置しておくと、やがてヒビが入り、

そこから雨水などが染み込み、さらに深刻なダメージを招いてしまいます。

 

塗料の色褪せや変色

塗料の剥がれ

コケや藻が生えている

 

外壁材がモルタルの場合、810年ごとの塗り替えが目安とされています。

モルタル材は湿気を嫌うため、塗り替え工事は気温が低い冬や湿度の高い時期を避けることが理想的です。

 

【サイディングの特徴】

セメントと木質系成分を混ぜて板状に成形された人工の外壁材です。

モルタルに代わって建物の外壁材の主流となっています。

中でも多く使われているのは、軽量で耐火、耐熱性に優れ、

新築時の施工が簡単でコストも安い窯業(ようぎょう)系のサイディングです。

ボードとボードの間の隙間はシーリング材で埋めます。

 

【サイディング特有のチェックポイント】

シーリングの割れ……ボードとボードの間をいろんな角度から目で見て確認してください

紫外線や雨水などの影響を受け、シーリング材も劣化します。

ボードとの接地部に隙間ができる・シーリングがヒビ割れするといった症状がでます。

 

ボードの反り、剥がれ、ヒビ……日頃から目で見て観察してください

モルタル同様に表面の防水効果が落ちてくると、雨水を吸収して膨張し、晴れた日には乾燥をして収縮するようになります。

膨張と収縮を繰り返すことでサイディング材が反るようになり、ひどくなると、剥がれやヒビも起きます。

 

藻やカビが生えて色が変わっている……建物から少し離れた場所から見ると、色の変化に気付きやすくなります

日陰になっている、近くに水路がある、樹木が近接しているなどの環境だと、藻が発生するのは珍しいことではありません。

ボードの状態が良ければ、藻やカビは表面にできているだけなので建物の構造体には悪影響を及ぼしません。

しかし、藻やカビが生えているのは常に水分が残っている証拠なので、

長く続けば塗膜の劣化、ひいては建物の構造体の劣化の原因になり得ます。

 

サイディングの補修には、塗装をし直す、ボードを張り替える、シーリングを打ち直すなどの方法があります。

劣化の進み具合と予算を考慮して工事内容は決めることをおすすめします。

また、大きなリフォーム工事にしないためには、小さな劣化を放置せず、対処していくことがとても大事です。

 

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「劣化症状が出ている」と気付いたら、鉄壁外装グループにぜひお気軽にご相談ください。

どんな工事が考えられるか、いつ頃工事をしたらよいのかなどの疑問にお答えます。

塗装について不安なこともお聞かせください!私たちがより良い塗装工事にするお手伝いをします。